NHK Eテレの「音楽ファンタジー ゆめ」「ひとりでできるもん!」を制作した星みつる先生の幼児向けDVD教材
星みつる式 幼児学習 DVD「ソング オブ EQ 3巻」脳と心の音感教育
星みつる式 幼児向け音感教育DVD・豊かな感性と知性を育「脳と心の音感教育」
ソング オブ EQ 3巻セット
子どもの能力を引き出して才能を伸ばす!幼児向け音感教育DVD
豊かな感性と知性を育む「脳と心の音感教育」
知育DVD「ソング オブ EQ・3巻」は、子どもの能力を引き出して才能を伸ばし、知能を高める脳と心の音感教育を目的に開発された幼児学習DVDです。
豊かな心は、知性の源。情操・言葉の感受性・リズム感・想像力・手指の巧緻性・共感・責任感・集中力・耐性能力・創造力・知的好奇心…。豊かな心を育てるには、幼いうちから美しい映像や、クラシック音楽などの視聴覚刺激を与えることが大切です。感受性が豊かになると興味の幅が広がり、聴覚が敏感になると言葉の吸収力が高くなると言われています。
DVDには、子どもの興味を引き出し、知的好奇心を育てる工夫がいっぱい。リトミック(即時反応)や模唱のレッスン、モーツアルトのソナタの和音と不協和音。サンサーンスの動物の謝肉祭による音楽のイメージトレーニング、音当てクイズの主要3和音の聴音や、フクロウの鳴き声による絶対音感など…。クラシック音楽を基盤に全21曲の歌や音楽が収録されています。クラシック音楽とオリジナルの曲を駆使した脳と心の音感教育で、子どもの情動に働きかけて、さまざまな能力を開いていきましょう。
●対象 / 0~6歳 ●仕様 / DVD 3枚 ●収録分数 / 各30分
ソング オブ EQの 特長
音感教育の第一人者である先生方が絶賛したDVD教材
豊かな心を育てるには、幼いうちから美しい映像や、クラシック音楽などの視聴覚刺激を与えることが大切です。なぜなら、幼い脳は、環境からの刺激によって発達しているからです。
ソング オブ EQのDVD3巻セットは、リトミック・聴音・模唱など、幼児を対象にした音感教育をCG映像とクラシック音楽で楽しく表現しています。
感受性が豊かになると興味の幅が広がり、聴覚が敏感になると言葉の吸収力が高くなると言われています。
子どもの能力を引き出して才能を伸ばし、知能を高める脳と心の音感教育を目的に開発されたのが、ソング オブ EQのDVD3巻セットです。
対象:0~6歳
音楽教育の第一人者が絶賛!!
<推薦者>
- 東京芸術大学付属音楽高等学校
元副校長 梅谷 進 先生 - 慶應義塾中等部
元部長(元校長) 小川 伸之 先生 - 国立音楽大学付属小学校
元校長 矢島 只實 先生 - NHK交響楽団(コントラバス)
元首席奏者 中 博昭 先生
サンプル動画を見る
子どもの能力を引き出して才能を伸ばす!幼児向け「脳と心の音感教育」DVD
豊かな心を育てるには、幼いうちから美しい映像やクラシック音楽などの視聴覚刺激を与えることが大切です。感受性が豊かになると興味の幅が広がり、聴覚が敏感になると言葉の吸収力が高くなると言われます。
「ソング オブ EQ・3巻」には、子どもの興味を引き出し、知的好奇心を育てる工夫がいっぱい。リトミック(即時反応)や模唱のレッスン、フクロウの鳴き声による絶対音感など…。クラシック音楽を基盤に全21曲の歌や音楽が収録されています。クラシック音楽とオリジナルの曲を駆使した脳と心の音感教育で、子どもの情動に働きかけて、さまざまな能力を開いていきましょう。
▲サンプル動画をご覧いただけます
DVD教材の開発者紹介
映像教育の第一人者である 星みつる先生 が開発
profile
脚本家・映像クリエイター 星 みつる 先生
- NHK・Eテレ「いない いない ばあっ!」「英語であそぼ」
「ひとりでできるもん!」など、多くの教育番組の企画・制作を行う。 - 脚本・作詞を手がけたNHK「まいちゃんのベトナム日記」では
第38回ABU賞テレビ子ども番組部門にて最優秀賞を受賞するなど
映像教育のスペシャリストとしてのソーシャルスタンディングを確立。 - 幼児才能教育の開発を行う傍ら、厚生労働省の子ども食育検討委員など
活動の場を広げている。 - 日本脚本家連盟・日本放送作家協会正会員、日本音楽著作権協会正会員。
絵本「パンパといっしょ・シリーズ(ポプラ社)」など、著作多数。
お客さまの声 ※当ショップのレビューから抜粋
おすすめ度
リオママ2014様
EQの言葉に惹かれて購入しました。2歳の娘は夢中になってみています。シッポのしあわせの歌には、涙を浮かべて見ているんです。感情に訴えるのですね!こんなのがあるんだと納得の教材です。音楽が好きになるきっかけとなるという事でもお勧めです。購入してよかったです。
おすすめ度
ひでじい様
2歳になる孫の誕生日にプレゼントしました。可愛らしい包装もしてくれてありがとうございます。
移動中の車の中などで役立っているようで、お嫁さんに喜ばれました。
全12曲のEQソング
EQとは「心の知能指数」といわれる「情動」のこと!!
豊かな心は、知性の源。情操・言葉の感受性・リズム感・想像力・手指の巧緻性・共感・責任感・集中力・耐性能力・創造力・知的好奇心…。
ソング オブ EQ DVD3巻セットには、さまざまな働きかけのあるEQソング(オリジナル ソング)が収録されています。
DVD3巻には、12曲のEQソングが収録されています
(EQソングが目的としている働きかけを右に記しました)
EQソング全12曲
- ♪おっぱい かんぱい
- 共感・集中力
- ♪シャンプーこわい
- 耐性能力
- ♪おはしのV!
- 手指の巧緻性
- ♪おならっぱ
- 知的好奇心・共感
- ♪めざましエレベータ
- 知的好奇心・想像力
- ♪あいうえ あかちゃん
- 言葉の感受性
- ♪ふりふり!おにぎり
- リズム感
- ♪ちょんまげオバケ
- 知的好奇心・集中力
- ♪あさひのごちそう あさごはん
- 知的好奇心・リズム感
- ♪へいきのへへへん!
- 責任感・共感
- ♪あまがさガッパ
- 知的好奇心・想像力
- ♪シッポのしあわせ
- 言葉の感受性・共感
全9曲の音感教育
音や音楽に、関心を向けさせる工夫がいっぱい!!
DVDには、音や音楽の楽しさを映像化することで、子どもの興味を引き出し、知的好奇心を育てる工夫がいっぱい盛り込まれています。
リトミック(即時反応)や模唱のレッスン、モーツアルトのソナタの和音と不協和音、サンサーンスの動物の謝肉祭による音楽のイメージトレーニング、音当てクイズの主要3和音の聴音、フクロウの鳴き声による絶対音感、モーツアルトのきらきら星変奏曲による主題や拍子の変化など…
クラシック音楽とオリジナルの曲を駆使した脳と心の音感教育で、子どもの情動に働きかけて、さまざまな能力を開いていきましょう。
DVD3巻には、音楽や音を映像化した全9曲が収録されています
(各音楽の目的と働きかけを右に記しました)
3つのリトミック
- 1.ドレミのリトミック
- 即時反応・リズム感
- 2.とまれのリトミック
- 即時反応・身体制御
- 3.ハンドサインのリトミック
- 即時反応・模唱
3つの聴覚レッスン
- 1.なんの音?
- 音の集中力・主要3和音
- 2.ラッパとタイコのけんか
- 音の集中力・感受性
- 3.フクロウの鳴き声
- 音の集中力・絶対音感
3つのクラシック音楽
- 1.モーツアルトのソナタ
- 感受性・和音と不協和音
- 2.サンサーンスの動物の謝肉祭
- 音のイメージトレーニング
- 3.モーツアルトのきらきら星変奏曲
- 主題の変化・拍子と装飾
絶対音感は才能ではなく、音感教育で身につくもの!!
絶対音感は、才能ではありません。音感教育で身につくものです。音名に対応する特有の響きを脳に認識させることで、絶対音感や相対音感が身につくとされています。音楽を職業としている人を除くと、絶対音感を持った人は1%以下で、6歳半までが絶対音感を獲得できる限界と言われています。
幼いほど獲得率が高いとされる絶対音感の第 一歩は、音を注意深く聴かせること。鳥のさえずりや、自然界の音、チャイムや掃除機などの音を楽器の音と比較しながら聴かせ、音が音名と音域で記すことができることに気づかせます。
DVDでは、フクロウの鳴き声を絶対音感のある人が聴いた状態を音階で表現しました。絶対音感のある人には、このような音階で聞こえているのですね。
DVD教材の 内容説明
ソング オブ EQ1(DVD1枚 / 30分)
ドレミのリトミック
ドレミの3音で作曲された幼児向けリトミックです。
スキップやシンコペーション、ワルツの拍子に合わせて足ぶみするレッスンです。
自分の身体をコントロールできる即時反応を育みます。
モーツアルトのソナタ
和音と不協和音を実際に聴かせることで音への興味を広げます。
音には、気持ちのいい音と悪い音があります。
気持ちのいい音は安定感のある状態の音。協和して聞こえる音程・和音なので、協和音と言います。
反対に、気持ちの悪い音とは、調和が乱れている音程・和音なので不協和音と言います。
モーツアルトの曲で協和音(和音)と不協和音を再現。
音によって気持ちの動きを体感させます。
ラッパとタイコのけんか
音を注意深く聴くレッスンです。ラッパとタイコが、それぞれが主張するように音を出し合うと、まるでケンカをしているようです。
音楽が楽器の音の大きさやタイミングを上手く合わせて演奏していることに気づかせ、楽器への興味と関心を持たせると同時に、ハーモニーを知るきっかけづくりをします。
音感教育/3曲
- ♪ドレミのリトミック
- ♪モーツァルトのソナタ
- ♪ラッパとタイコのけんか
EQソング/4曲
- ♪おっぱいかんぱい
- ♪シャンプーこわい
- ♪おはしのV!
- ♪おならっぱ
オープニングソング(英語の歌)
- ♪I’ve Been Working on The Railroad(日本語曲名:線路は続くよ)
ソング オブ EQ2(DVD1枚 / 30分)
とまれのリトミック
リズム動作のレッスンです。
2分・4分・8分音符と3連符に合わせて身体を動かし、音が止まると、それに合わせて身体の動きを止めます。
音符の長さや感じ方の違いを、動物をイメージして身体で表現するリズム動作のレッスンで、即時反応を育みます。
なんのおと?
主要3和音(ドミソなど)の聴きとりレッスンです。音だけが聞こえる白い画面から、何を食べているのかを当てるクイズです。
子どもが耳を澄まして答えを考えている直後に主要3和音(ドミソ・ファラド・ソシレ)を聴かせて、集中して音を聴くと、音が聴きとりやすくなることに気づかせます。
音当てと主要3和音の組み合わせで、音を聴くための集中力を伸ばします。
サンサーンスの動物の謝肉祭
音楽を聴いて、動物をイメージするレッスンです。
子ども向け管弦楽曲の代表的作品である「サンサーンスの動物の謝肉祭」の全14曲の中から、第7曲「水族館」、第12曲「化石」第13曲「白鳥」を取り上げました。
楽器の音で表現された動物のイメージを感じとり、その表現方法を体感させることで、想像力や創造力を養います。
音感教育/3曲
- ♪とまれ!のリトミック
- ♪なんのおと?
- ♪サンサーンス動物の謝肉祭
EQソング/4曲
- ♪めざましエレベータ
- ♪ふりふり!おにぎり
- ♪あいうえ あかちゃん
- ♪ちょんまげオバケ
オープニングソング(英語の歌)
- ♪I’ve Been Working on The Railroad(日本語曲名:線路は続くよ)
ソング オブ EQ3(DVD1枚 / 30分)
ハンドサインのリトミック
音楽に合わせて、手を動かす、模唱のレッスンです。
ドレミファソラシドの音に合わせて手を動かすことで「音の動きと、手の動作」をする画面の子どもの動きを模唱します。
模唱によって、音と動きのルールに気づかせ、身体を自在にコントロールできる即時反応を育みます。
モーツアルトのきらきら星変奏曲
主題が変化する楽しさをモーツアルトの曲で表現しました。
モーツアルトの「キラキラ星変奏曲」を使って主題が変化していく楽しさを表現しました。
リズムが変わると、どう聞えるか?拍子が変わって、装飾的になると、どう感じるか? 感じることを意識することで、子どもの音楽的興味を育てます。
フクロウの鳴き声(絶対音感)
音を聴くレッスンです。鳥のさえずりや、自然界の音、チャイムや掃除機などの生活音など、音は、音名と音域で記すことができることに気づかせます。
絶対音感のある人が聴いたら、フクロウの鳴き声って、どう聞こえるのかな?それを実際のフクロウの鳴き声をピアノで表現し、絶対音感のある人の感覚を体感させます。
音感教育/3曲
- ♪ハンドサインのリトミック
- ♪きらきら星変奏曲
- ♪フクロウの鳴き声
EQソング/4曲
- ♪あさひのごちそう あさごはん
- ♪へいきのへへへん!
- ♪あまがさガッパ
- ♪シッポのしあわせ
オープニングソング(英語の歌)
- ♪I’ve Been Working on The Railroad(日本語曲名:線路は続くよ)
星先生からのメッセージ
幼児期には、情動を発達させる遊びが大切!!
感情の発達を調べると、最初に「快・不快」が現れ、生後4ヵ月頃で「怒り・嫌悪」、5ヵ月頃には「恐怖」が現れます。
これらの感情表現は、ハイハイするようになって情報が増えると共に、自己防衛本能が働き始めたことによるものです。
つかまり立ちをする生後8ヵ月頃で「得意・愛情」が現れ、16ヵ月頃で「嫉妬」が芽生え始めます。
そして、「怒り・嫌悪・恐怖・愛情」の4種の配合で、より複雑な「中間感情」が生まれると考えられています。
2歳までに感情の基礎が作られ、性格や人格に大きく影響する幼児期に情動を育む遊びが大切なことは、言うまでもありません。
DVDに収録されたリトミックなどの情動を発達させる音感遊びで、お子さまとたくさん遊んでください。
それによって、母子相互作用が活発に働き、子どもを無条件に愛することができるようになります。
セット内容・製品仕様
知育DVD・ソング オブ EQ DVD3巻セット- セット内容・製品仕様
セット内容
- DVD×3(収録DVD1:30分、DVD2:30分、DVD3:30分)
< メーカーの公式ショップならではの 全教材5%引き >
どのショップよりも「安い価格」「品質保証」「充実サポート」で安心、お得に購入できます
脳と幼児教育
脳の研究が進むにつれ、幼児英語の教え方にも変化が出てきました。NHK・Eテレの子ども番組「英語であそぼ」の開発を通じて、脳神経科学に携わる先生方から学んだ脳のメカニズムを基に、脳と幼児英語について述べたいと思います。
脚本家・映像クリエイター 星 みつる
■幼児期の脳の発達を促す「ミラーニューロン」
「ミラーニューロン」という言葉をご存知でしょうか。例えば、お子さまがお母さんの動きを見て、自分も同じように真似して動く。このときに働くのが脳の神経細胞であるミラーニューロンです。
赤ちゃんが言葉を発したり、幼児が歌やダンスを真似したり、アニメの主人公や他人に共感できるのは、脳内のミラーニューロンが活発に働いているためです。
ミラーニューロンには、見たものや聴いたものを鏡のように模倣したり、相手の気持ちを自分に映しとって共感するという働きがあるため「鏡細胞」と呼ばれることもあります。
従来からいわれている「子どもの能力は、見て・聴いて・真似ることで発達する」とは、脳神経科学でいうところのミラーニューロンの働きと深く関わっているのです。
■エデュテインメントが子どもに「学ぶ楽しさ」を教える
今から30年ほど前の1990年に、番組開発や制作に携わったNHK・Eテレの子ども番組の「英語であそぼ」や子ども料理番組の「ひとりでできるもん!」も、子どものミラーニューロンを上手に働かせることを意識して制作した番組でした。
ミラーニューロンを上手に働かせる鍵となったのは、エデュテインメント(edutainment)という考え方です。エデュテインメントとは、エデュケーション(教育)とエンターテインメント(娯楽)を組合わせた造語です。
子どもの能力を発達させるには、英語で話す楽しさや、ひとりでできる喜びを、ストーリーや歌やダンスなどのエンターテインメントでオブラートすることが、子どもを惹きつけ、集中力、吸収力、理解力などにおいて、教育効果が高いことがわかりました。
そして、最も重要なのが「学ぶ楽しさ」を教えること。これこそが幼児教育の真髄といえます。学ぶ楽しさを知った子どもは、知的好奇心に突き動かされて、自らの力でどんどん知識を吸収し、発見をくり返しながら学力を身につけていきました。
■優れた映像教材には「手本となるモデル」がある
お母さんは、どんな期待を抱いて子育てをしているのでしょう。
将来、小~中学校へ進んだ時、自分で考え、自分で行動し、責任を持って、難しいことでもやり抜く意欲を失わない、そんな賢い子どもの姿をイメージしているお母さんもいらっしゃるかもしれません。そんなお母さんたちのイメージを実現させたくて、子ども向け映像教材を制作し続け、30年以上も経ってしまったような気がします。
優れた映像教材の条件を数え上げれば切りがありませんが、敢えて一つを取り上げるなら、子どもに「手本となるモデルを与える」ことだと、私は思います。なぜなら、それは、子どもの模倣を促すと同時に、優れた観察力と知的能力を育むものだからです。
例えば、NHK・Eテレの子ども料理番組の「ひとりでできるもん!」を見た子どもは、玉子を上手に割りたくなります。それは、主人公である、まいちゃんに自らを投影し、共感しているから。そして、まいちゃんのやることを手本に練習し、「♪パッカンたまご」の歌に合わせて玉子が上手に割れたという達成感に喜びを感じているから。このような映像と出会った子どもたちは、楽しいストーリーと歌に夢中になりながら、豊かな感性と知力を育みながら、自分の才能をどんどん発現させていくことができるのです。
脳神経科学の視点からも脳は、大量の情報や知識で満たされると、能力として発現しやすいことがわかっています。できることが増えると、IQ(知能指数)が高くなり、自分で考え、責任を持って行動し、それが達成感と自信を生み出し、新たな体験への興味へと広がっていきます。
■日本で初めての「九九のうた」
私が幼児教育に心を奪われたは、今から30年以上も前の1986年に制作した、「九九のうた」の作詞がきっかけでした。
学研の学習誌「2年の学習 / 8月号」の付録だった「九九のうた」は、瞬く間に広がり、翌年、同社の知育トイ部門から絵本+カセットテープのムック本として販売されました。
当時の学研の編集長からは、歌って覚える「九九のうた」が制作・販売されたのは、日本で初めてのことだと知らされました。
その後、「九九のうた」は何度も映像化され、他社でも学研の「九九のうた」を手本としたのDVDなどが多数制作され普及しました。
いま思えば、それこそエデュテインメントの走りであり、「学ぶ楽しさ」を具現化した第一歩だったように思います。
その数年後、NHK・Eテレの子ども番組の新番組開発に携わり、それまでに獲得した映像制作のノウハウの全てを番組開発と制作に注ぎ込んできました。
NHK・Eテレの「いないいないばあっ!」の番組開発では、脳の仕組みに関するさまざまな知識を学ぶことができました。
そして、「生まれたときの脳には、ほとんど差がないのに、成長するにつれて差が開いてくるのは、日々の生活から吸収できる環境刺激の違いによるもので、脳は、学習によって発達しているということも。
■最後に…
幼児期は一生のうちで、最も知能が伸びるときです。子どもの興味や関心を引き出し、豊かな感受性を育む大切な時期なのです。脳の3分の1を占める前頭連合野は、脳を使うほど伸ばすことができ、さまざまな能力が獲得できます。
脳の働き方を知って、適切な時期に適切な刺激を与え、脳の前頭前野が活発に働くようにしていくことが、脳神経科学における理想的な育児法です。
それら30年間で学んだことを基礎に制作し続けている、星みつる式のDVD教材がお子さまの脳の発達を促し、大きな夢に向かって羽ばたいていくお手伝いができたら幸せです。
脚注:「英語であそぼ」は、NHK教育テレビ(現:Eテレ)で1990年4月~2017年3月まで放送された、幼児~小学校低学年向けの英語番組で、現在の「えいごであそぼ with Orton」の前身となった番組です。